サントリーウイスキー 響12年 そこに含まれしモノ

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ウイスキーの匂いを嗅ぐと思い出す昔の記憶。「カッコ付けたくて最初に覚えた酒」、「女にモテたくてお酒を覚え始めた事」、「夜が明けるまで飲み明かして東の空が白かった事」・・・・

大人になりたくて酒を飲み、味もわからず背伸びして覚え始めたあの頃・・・・
今ボクはウィスキーを正面から飲める大人になっているのだろうか?

「サントリーウィスキー響12年」
その答えはウィスキーが持っているのかもしれない・・・・

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そんな想いからもう何年経っただろうか・・・・
「カッコ付けたくて最初に覚えた酒」は生活の友に、「女にモテたくて覚えた酒」は今ではグラスを共に傾けてくれる「かけがえのない妻との酒」になり、「夜が明けるまで飲み明かして東の空が白かった事」もうそんな景色を見る事もない。

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少しの切なさと共にグラスにウィスキーを注ぐ。
ロックグラスから漂う芳醇な香りそれは夜の香り、そして口中に広がるのは至高のまろやかさと熟成されたウィスキーの柔らかな苦み・・・

昔憧れていた大人のイメージ・・・・
そんな想い自体が滑稽と思えるほど深く透明な味はボクの肩の力をそっと抜いてくれました。
思えばお酒だけではなく全ての事に負けたくなくてがむしゃらに背伸びしていた昔、こんな静かな気持ちでグラスを傾けた事はほとんど無かったかもしれません。

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「響」 その12年間に含まれしモノ
時という永遠の流れの中で少しずつ熟成されるその味で、それは全ての想いを受け止る。

これから寒くなるこの季節ヒーターで火照った部屋の窓を開けてグラスを夜空に仰げば、そこにはいつもの濁った月が今日は少し澄んで見える・・・・
今日作られた響が12年後店頭に並ぶ頃月は自分の目にどんな風に写るのだろうか・・

なにも足さないなにも引かない
ありのまま熟成された味がそこには存在する。

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